開湯百年を超える歴史ある温泉で、その豊富な湯量と95℃の熱いお湯、日本海の目の前という全国屈指のロケーションが魅力です。現在も元湯のある南側の高台では90℃以上の湯が噴出しており、源泉の湯で温泉たまごが作れると人気です。

源泉をそのまま引き込んだ足湯や、日本海のロケーションが素晴らしい足湯もあり、散策中の休憩にもぴったり。美しい海岸線沿いにある温泉からは日本海に沈む美しい夕日を見ることができ、温泉と海の香り、夕日の絶景に心も体も癒されます。

<データ>
■問い合わせ先／瀬波温泉旅館協同組合
■電話番号／0254-52-2656
■住所／新潟県村上市瀬波温泉
■アクセス／電車：JR羽越本線「村上駅」よりバスで10分
車：日本海東北自動車道「村上瀬波温泉IC」より車で11分

大正4年に開湯した、全国でも有数の硫黄含有量を誇る温泉で、美しいエメラルドグリーンの色をした湯は弱アルカリ性でお肌に優しく、保湿効果も期待でき「もっと美人になれる温泉」と呼ばれています。自称「日本一まずい温泉」を飲泉できるスポットや、新潟では珍しい「手湯」があるなど、様々な角度から名湯を楽しむことができます。

硫黄の香り漂う温泉街には、お酒の試飲ができるお店や煎餅の手焼き体験ができるお店など多数のお店があり、散策がとても楽しいと人気です。特に夕暮れは暖かい灯りがゆらめきノスタルジックな雰囲気に。艶やかな着物姿で歩く芸妓さんの姿も見られるかもしれません。

<データ>
■問い合わせ先／月岡温泉観光協会
■電話番号／0254-32-3151
■住所／新潟県新発田市月岡
■アクセス／電車：JR白新線「月岡駅」よりバスで5分
車：磐越自動車道「安田IC」より車で30分、日本海東北自動車道「豊栄新潟東港IC」より車で20分

新潟県と群馬県との県境、湯沢町にある温泉で、川端康成の小説「雪国」のモデルになった温泉地としても有名です。後湯沢駅は東京から新幹線で1時間20分、車で3時間弱というアクセスの良さと、冬はスノーリゾートとしてレジャーも充実しているため人気の温泉地となっています。同じ越後湯沢温泉でありながら、施設によって泉質が異なるため、湯めぐりで複数の湯を楽しむことができるのも魅力です。

駅の前に新設された「足湯」、道路沿いには風情ある温泉旅館や温泉まんじゅう、笹団子などの土産屋が並び、昔懐かしい射的なども楽しめます。外せないのが湯沢ロープウェイでの空中散歩。大自然を見下ろしながら山頂へ上り、パノラマステーションからの絶景を楽しんでください。

<データ>
■問い合わせ先／（一社）越後湯沢温泉観光協会
■電話番号／025-785-5353
■住所／新潟県南魚沼郡湯沢町
■アクセス／電車：JR上越線「越後湯沢駅」より徒歩すぐ
車：関越自動車道「湯沢IC」車で5分

江戸時代より300年を越える歴史ある温泉地で、越後芸妓発生の地でもあります。岩室温泉の特徴は「黒湯」。硫黄と鉄が結合し硫化鉄になることで黒くなり、その黒い微粒子が湯口や湯船に付着するため足裏などが黒くなることもあるのだとか。湯の成分を感じられる泉質の証です。

夕暮れの温泉街を歩いていると、お座敷へ向かう芸妓さんを見かけることも。温泉街の雰囲気と芸妓さんの華やかな姿は何とも言えない風情を感じます。岩室温泉について詳しく知りたいなら、「新潟市岩室観光施設いわむろや」に立ち寄るのもおすすめ。歴史や文化の展示や体験もあり、地産品の購入や、足湯で黒湯を楽しむこともできます。

<データ>
■問い合わせ先／岩室温泉観光協会
■電話番号／0256-82-5715
■住所／新潟県新潟市西蒲区岩室温泉
■アクセス／電車：JR越後線「岩室駅」より車で5分
車：北陸自動車道「巻潟東IC」より車で20分

その昔、一羽の鷹が舞い降りて傷ついた羽を休めているのを見つけ、そこに湧く熱泉を発見したという伝説が残る温泉、雪深い山間の温泉地です。越後守護上杉家の隠し湯であったという説もあり、その効能は古くから有名で、薬効の高さから有馬・草津と並び日本三大薬湯と呼ばれています。

約1200万年前の化石海水が地圧によって95℃の高温で湧出しており、戦後の一時期、塩を採ったというほど塩分が強いため、冬でも湯冷めしないのだとか。さらに、平成19年には新たな温泉が噴出し、歴史のロマンと自然あふれる温泉郷は今日も進化し続けています。

<データ>
■問い合わせ先／松代・松之山温泉観光案内所
■電話番号／025-597-3442
■住所／新潟県十日町市松之山
■アクセス／電車：ほくほく線「まつだい駅」よりバスで約20分
車：関越自動車道「塩沢石打IC」より車で約40分

大自然に囲まれた赤倉温泉と新赤倉温泉は、どちらも日本百名山である「妙高山」より引湯しています。

開湯200年を越える歴史がある赤倉温泉は2つの泉質を併せ持った名湯。源泉温度、源泉からの距離、適度な勾配という自然条件により、各施設に届く時には42℃前後の絶妙な湯加減に。 「天然の化粧水」「霊泉」などと言われ、効能が評価されています。

また、赤倉温泉と池の平温泉の分岐点にある新赤倉温泉は、白樺やカラ松の林に囲まれたリゾート地。冬にはスキー客でにぎわい、夏には高原の風が気持ちのいいエリアです。

<データ>
■問い合わせ先／赤倉温泉観光協会
■電話番号／0255-87-2165
■住所／新潟県妙高市大字赤倉585-1
■アクセス／電車：えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン「妙高高原駅」よりバス・タクシーで約10分
車：上信越自動車道「妙高高原IC」より車で約10分

■問い合わせ先／新赤倉観光協会
■電話番号／0255-87-2700
■住所／新潟県妙高市田切218
■アクセス／電車：えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン「妙高高原駅」よりバス・タクシーで約10分
車：上信越自動車道「妙高高原IC」より車で約10分

「おやひこさま」の愛称で親しまれている彌彦神社の門前町にある宿場町で、湯量豊かな「桜井郷温泉」と、平成19年11月より給湯が開始された「湯神社温泉」の２つの源泉を有しています。どちらも優しいアルカリ性の湯で美肌にも良いと評判です。

弥彦に来たら必ず行きたいのが「彌彦神社」。樹齢400年を超えるスギやケヤキに守られた境内は、足を踏み入れると神秘的な空気に包まれて不思議とパワーを感じます。また、弥彦の魅力がギュッと詰まった「おもてなし広場」もおすすめ。地元の農産物を販売する直売所、うどんや海鮮丼などを提供するフードコート、土産店など魅力的なお店が多数あり、湯神社温泉を満たした足湯や手湯も無料で利用できます。

<データ>
■問い合わせ先／弥彦観光協会
■電話番号／0256-94-3154
■住所／新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦
■アクセス／電車：JR弥彦線「弥彦駅」より徒歩約10分
車：北陸自動車道「三条燕IC」より車で25分

景勝・阿賀野川ラインのほとりにある温泉地で、豊富な湯量を誇る珍しいエメラルドグリーンの名湯です。その昔、湯の花が咲いていた所から名付けられた咲花温泉。湯の花だけでなく春の桜も見事で、咲花温泉の先駆者たちが50年ほど前に植えた桜を大切に守り続け、阿賀野川ラインの眺望と、満開の桜の中を疾走するSLの姿も楽しむことができます。

咲花温泉公園の河川敷に、新たな魅力として「河床」が誕生。気持ちの良いウッドデッキで「河床弁当」をいただいたり、季節のイベントが行われたりと、阿賀野川流域の文化を感じられる大自然の中のステージです。

<データ>
■問い合わせ先／咲花温泉観光協会
■電話番号／0250-43-3911
■住所／新潟県五泉市佐取
■アクセス／電車：JR磐越西線「咲花駅」より徒歩で2分
車：磐越自動車道「安田IC」より車で10分

長岡の奥座敷にある蓬平温泉には泉質の違う3軒の宿があり、古くから湯治場として栄えています。いずれも泉質が評判で、お肌がすべすべ、ツルツルになると特に女性から支持を集めています。

地区内にある「高龍神社」は全国から商売繁盛・家内安全を祈願する参拝者が訪れる神社で、その歴史は古く、約600年前に遡ります。正儀朝臣の家臣が会津へ赴く途中に重傷を負った際、高龍大神が現われ「瀬戸泉水三渓水合流地点に患部を浸らせよ」と告げられ、わずか数日で快癒したという伝説があり、以後この地の人達により神霊の霊地として高龍神社が祭られています。

<データ>
■住所／新潟県長岡市蓬平町
■アクセス／電車：JR信越本線「長岡駅」よりタクシーで約25分
車：関越自動車道「長岡南越路スマートIC（ETC専用）」より車で約15分、「長岡IC」より車で約35分

美味しいお米の産地として有名な南魚沼にある南魚沼温泉郷。その中で最も大きな温泉地が六日町温泉です。昭和32年、天然ガスの試堀中に温泉が噴き出して以来、県内有数の湧出量を誇る温泉として広く知られるようになりました。昭和39年には国民保養温泉地に指定され、多数ある魅力的な旅館・ホテルでは、それぞれに風情ある入浴を楽しむことができます。

四季折々の彩り豊かな自然景観とコシヒカリをはじめとした美味しい食べ物、スキーなどのスポーツ、グリーンツーリズムを楽しみ、温泉で日々の疲れを癒すのにぴったり。太平洋側と日本海側を結ぶ交通の要であり首都圏からのアクセスが良いのもポイントです。

<データ>
■問い合わせ先／六日町観光協会
■電話番号／025-770-1173
■住所／新潟県南魚沼市六日町
■アクセス／電車：JR上越線「六日町駅」より徒歩で約10分
車：関越自動車道「六日町IC」より車で約5分